サクセッションプラン[株・経営辞典]
経営トップの人選を早い段階から進め、
企業のトップに立つ人材を育成する制度です。
サクセッションプラン(succession plan)は、大企業などでは重要性になります。
大きな企業であれば、不測の事態によるトップ人事交代は、
会社経営に悪い影響を与えてしまいます。
権力の空白が起これば、権力闘争が勃発するのは常識です。
そして、内部分裂が起これば、経営の弱体化に繋がる可能性があります。
そういう事態を避けるため、不測の事態にあらかじめ備えておけば、
もしものとき、会社も株式市場も混乱しなくなるわけです。
これは企業を円滑に統治するのにも役立ちます。
跡目争いを予防する効果や、内部の権力闘争の危険を少なくすること。
また、サクセッションプランは、社内外に公平な人事であることを、
アピールすることができます。上場企業であれば、
こういったアピールは有効に働くでしょう。
サクセッションプランの考え方は、今では日本にも浸透していますが、
アメリカではかなり昔から行われておりました。
米ゼネラルエレクトリックが、実力会長のウェルチ氏の後任を選ぶため、
委員会を特設したのは有名なエピソードです。
これから、株式銘柄を選ぶときは、バランスシートを見るだけでなく、
人事面の公平さも重要になってくるでしょう。