自己売買の意味 - 株用語の解説。
証券会社が、会社として行う株の売買のことです。
ディーラー業務とも呼ばれています。
普通、証券会社は、顧客からの注文を受けて株を注文します。(委託売買)
ですが、多くの資金を持つ証券会社なら、
自己(ディーラー売買)をすることで、大きな利益を上げることが可能です。
基本的には、顧客からの委託手数料で収益を上げますが、
そのオマケ的な要素としてなら、自己売買は有効です。
また、取引の量が増えることで、市場活性化にも繋がります。
問題点は、顧客から受けた注文と、利害関係が発生してしまうこと。また、
株の売買で得た収益(キャピタルゲイン)に頼りすぎると、
証券会社の経営が不安定になるという副作用もあります。
自己売買(transactions on a dealer basis)には、もちろん規制もあります。
行政指導で制限されていますし。手持ち株の枠も押さえられてきました。
しかし、そういった規制をすり抜けやすい外国の証券会社に比べ、
日本の証券会社が不利になる状況が発生。
それを懸念し、規制は緩和されました。
その結果、ウエートの高い自己売買の裁定取引などによって、
日本の証券会社は、外国の証券会社と対等な条件になりました。